朝日が差し込むキッチンは、この家で私が一番好きな景色。
家族を送り出した後、束の間の静かな時間。
光に照らされて、深いネイビーカラーが煌めく。
毎朝目にする度、「ああ、綺麗だな」と思う。
初めまして、satomiと申します。
夫と5歳の息子、0歳の娘、2匹の猫たちと愛媛のとある町で暮らしています。
小さい頃からものづくりや、絵を書くことが好きだったこともあり、普段は、設計事務所で家づくりのお手伝いをしています。
5年前に小さな二階建ての家を建てました。
自邸のテーマは、実はありません。
自分たちが好きなものや気に入った雰囲気を自由な発想で取り入れ、そこに建築士さんのスパイスを加えて完成しました。
だから、年数が経っても飽きることなく、むしろ私たち家族に合わせてどんどん変化し、馴染んできているのを感じます。
スイージーに出会ったきっかけ
話は約5年前、家づくりを始めたころに遡ります。
当時は某感染性ウイルスが世界的に脅威を振るい始める直前であり、打ち合わせはリモートで行うことがほとんどでした。
そんな打ち合わせも終盤に差し掛かった頃、私たちはキッチン選びに難航していました。しっくりくるものが見つからない。自分たちのマインドにぴったりハマるものがない。
半ばやけくそでウェブの画面をスクロールし続け、そんな中、パッと目に飛び込んできたのがスイージーニュートラルカラーでした。
大学時代を過ごしたカナダの家にあったキッチンを思い出させる框組のキッチン。洗練された框のデザインと、上品な深いネイビーカラー。
当時発売されたばかりで施工事例はほとんどありませんでしたが、私は一目見て「これにする」と決めたのです。
いわゆる一目ぼれです。
次の日にはドキドキしながら夫と2人でショールームに足を運んだのを覚えています。
私がスイージーを選んだ理由
そもそも私は「キッチン」という設備に対して強いこだわりや希望はありませんでした。
唯一、子供たちがリビングを走り回れるように広いスペースを確保したかったこと、将来的に空間を可変的に使えるようにしたかったことから、壁付キッチンにすることだけは決めていました。
そのため、条件として一つだけあげるとするなら、「家具のように、家に馴染むものがいい」ということだけでした。
我が家は、リビングに入るとまず、壁に沿ってダイニングを包むように配置されたL字型のキッチンが目に入ります。
実は、最初のプランではL字キッチンではありませんでした。
打ち合わせを進める中で、空間に奥行きを持たせるため、バックカウンターがない分の収納力を補うため、そして、框組から感じる海外のテイストがL字型にすることでよく引き立つのではないか、という建築士さんからのアドバイスでこの形になっていきました。
ウッドワンのキッチンは、まさに家具のようにリビングに馴染んでいます。
全く違和感がありません。
「設備」ではなく、「家の一部」として存在してくれているからなのでしょう。
これはきっと、本物の素材を使って、丁寧に作られているからこそ。
ものづくりへの真摯な思いがウッドワンのキッチンには宿っていると感じます。
框の納まりにも驚かされます。
側面から見ると分かるのですが、表面だけではなく、角材をきっちり組んで作られているのです。
日本の伝統的な構造でありながら、ニュートラルカラーをのせることでどこか異国の空気感をまとい、また違った雰囲気を見せてくれているところも大きな魅力です。
ニュートラルなネイビーカラーは、我が家のオークの床材との相性が非常に良く、主張しすぎずにお互いを美しく引き立て合っているところもお気に入りです。
L字キッチンの使い心地は?
限られた空間の我が家。パントリーはありません。
その代わりにL字キッチンにして収納力を高めました。
調理道具や、ストック品、食器など必要なものはすべてキャビネット内に収まっています。
収納はあればあるだけ便利ではあります。でも、私は、家族が過ごす空間をより豊かにしたい。だから収められる分だけ、持つ。これも一つの考え方として存在してもいいのではないか、と思ったりします。
そして、意外と使いやすいのがL字のコーナーの部分。
置き場所に困りがちで場所をとる米櫃がぴったりと納まります。
さらに、かさばる水筒類の保管場所としても活躍中です。
料理をする時はなおさら使い勝手が良いのです。
壁付キッチンは通路がないので、すれ違いのストレスなく作業することができます。
コーナー部分に立って、シンクで洗った食材を90度回転してコンロで炒める、そんな具合です。
コーナー部分は奥行きもあるので、出来上がった料理や、調理待ちの食材の仮置き場としても活用しています。
ワークトップの上が少々散らかっていても大丈夫です。
それも暮らしの風景の一部なのです。
使い勝手の良いキッチン。わが家の「ワークトライアングル」
壁付キッチンは、ダイニングテーブルまで最短距離で料理を運ぶことができます。
座ってから、「あ!あれ忘れた!」や「あれ取って〜」となった時もなかなか便利です。
少し前までは、キッチンはお母さんのもの、というイメージがあったかもしれません。
でも、わが家のキッチンは、オープンで誰でも自由に使いやすいところが大きな魅力のひとつだなあと思います。
今では、5歳の息子も自ら進んで「自分も何かしたい!」とお手伝いをしてくれるようになりました。
経年変化を楽しむ
小さな頃の子供達がご飯を待ちわびてバンバン叩いて付けた扉の手形も、猫がおやつをねだってカリカリしてついた傷も…
今は新品ピカピカではないけれど、それもどこか愛しく感じています。
さらに数年経ってその傷を見た時、大切な思い出のひとつとして蘇るのでしょう。
最初は、キッチンが汚れるたびに、ちょっと〜!と言っていたけれど、これからもずっと一緒に過ごす相棒。そんな傷や汚れも受け止めてリペアをしながら共に育って行くことができるのがウッドワンの木のキッチンだと思います。
点的な視点ではなく、線的な視点でものづくりを行う。
過去から未来を見据える。
なぜこの素材を使って作るのか。全てに理由がある。
このようなウッドワンのものづくりへのマインドは、キッチンを選んだ時に大いに共感した部分です。
これからも、スイージーと共に。
スイージーを使い始めて、5年。
赤ちゃんだった息子はもうすぐ小学生になり、娘も生まれました。
イライラして怒ってしまった日も、
娘が産まれて初めて家に帰ってきた日も、
みんなでテレビを見て笑った日も、お誕生日にご馳走を食べた日も、
どんな日もいつもそこで見守ってくれていました。
何も言わず、そこにいてくれました。
これからも変わらず私達家族をそっと見つめ続けていてほしい、
そして、一緒に育っていきたい。そう思います。
satomi さん
愛媛県のとある町で暮らす2児の母。
5年前に、自身のお気に入りを自由な発想で取り入れた自邸を建築。普段は、インテリアコーディネーターとして設計事務所で家づくりのお手伝いをしている。
木ままびと。2026メンバー。
Instagram:@ourhome_ksr___