とけあう 、職と住 。
「仕事」と「生活」の間を行ったり来たり
築60年のビルの一室を、味わい深い躯体はそのままにリノベーション。建築設計事務所を運営されているご夫婦のオフィス件ご自宅です。1970年代にニューヨークに点在していたというアートギャラリーをモチーフに、鉄など硬質な要素を生かした内装に仕上げました。引き締まったなかにもどこか穏やかな空気が漂うのは、随所に配置された木製家具のおかげ。森の王様と評されるオーク材が、ふたりの「発展」を静かに見守ります。
キッチンは中庭の縁や新しい収納家具とも呼応するスイージーを選択。
生活と仕事の間を行ったり来たり、ゆるやかなゾーニング。
仕事のヒントになるアイテムを置くオープンな棚は、無垢の木と鉄のナチュラル素材。