週末にBBQを楽しむ
東京から新幹線で約1時間。
青々しく美しい自然広がる、清々しい場所にそのお宅はありました。
ご主人、奥様、と2人兄妹の4人家族。昨年まで東京で暮らしていましたがこの度、リモートワークが可能となったことをきっかけに、軽井沢移住を決めたそうです。
取材のため、いただいた住所を調べるも、周囲に目印となるような建物がなく『ここのコンビニの近く』という情報だけを頼りにお伺いすることに。
土地柄なのか家と家の距離間隔が大きく、そしてまたどこのお宅も外観が立派な印象を受けます。
ここ?いや、あっち?これっぽい?
あ、ここかも。編集部2人で、迷いながらも表札を発見。
おそるおそる、インターホンを押すと、爽やかなご主人の声とともに出迎えてくださいました。
こんなご時世だから、ご自宅に訪問するのはなんだか申し訳ない気持ちがあったりもしますが、エプロン姿の奥様も笑顔で出迎えてくださった。「そのあたりに座っててください~今片づけます~!」
お伺いしたのが週末土曜日の13時。ご家族でちょうど家の外にあるコテージでBBQを楽しまれていたもよう。
せっかくの自然豊かな場所にきたのだから、家の中にも周囲の雰囲気を取り入れたいと、キッチンは無垢の木でできたスイージーを選択されたそう。
野菜の処理や後片付けをする大人たちをよそに、子どもたちは家の中を走り回ってとても楽しそう。
「最近はいつも、ごはんのお手伝いをしてくれるんですよ」と奥様。
皮むきのお手伝いをみせてくれて、とっても上手。さっきまでとは違う、真剣な顔。
まだ背丈が小さくて、踏み台にのらないと届かない。
食洗機パネルに、「虎斑(とらふ)」を発見
虎の毛のようにもみえて、オーク材特有のめずらしい柄。無垢の木は、1点として同じものがなく個性豊かだからこそ、育てがいがあっておもしろい。
大人は片付け。子どもたちはお絵描きに夢中。
キッチンのリビング側の収納は、当初グラスをしまう予定だったけれど、子供たちがいつもリビングで宿題をするので、いつのまにか鉛筆削りやノートなどの文具の居場所に。
家族にとっていちばん使いやすいかたちで。
途中で紙が足りなくなったら、いつもしているように、その扉をあけて探して、また真剣にかきはじめる。
新しい暮らし
ご自宅の完成お披露目会をしたら、東京にいたころの友人も遊びに来てくれて、キッチンをたっぷり褒めてもらえてとてもうれしかったというご主人。
知り合いが誰もいない土地ではあったけれど、子どもの繋がりで、親同士もすぐに親しくなれたそう。かかりつけの病院や美容院も、その友人をたよりに。
「みてください、あそこの窓に、鳥がぶつかった痕が残っているんですよ!」と、“軽井沢あるある”(らしい)を奥様も楽しそうに教えてくださった。
移住生活は、まだはじまったばかり。ここからどんな物語が待っているのでしょう。
[お客さまと木のある暮らしとのつながりデータ]
[建物種類] 新築戸建て
[ご家族構成] 4人(ご夫婦、お子さん2人)
[ウッドワンの商品を選んだ理由]ご主人より「これいいんじゃない」と提案。ショールームで汚れの落としやすさを体感したこと。
[暮らしはじめて変わったこと]
下の子がお手伝いをしてくれるようになった。