思い出とともに、暮らしやすく。
味わい深まる、木のぬくもりにあふれた家
2013年、建築技師だった旦那さんのお父さんが思いを込めて建てたお家も築50年。子どもたちも巣立ち、自分たちがこれから生活しやすいLDK空間へのリフォームを決意されました。あれから、9年。お家はどうですか?と伺うと、「なんだか 、落ち着くんです」と奥様。1人でゆっくり過ごすときも、家族が帰ってきたときも、お友達が遊びにきたときも、いつでも、なんだかホッとする、木のぬくもりに包まれた、あったかいお家です。
世界遺産の神社仏閣や雄大な自然に囲まれた奈良県奈良市。風情ある街並みにたたずむ、日本家屋のようなお住まい。
元々は独立した台所にL字型のキッチンが付いていたが、リフォームを機にダイニングとつなげ、壁付けのキッチンとカウンターの収納庫にレイアウトを変更。 対面キッチンを検討したものの、『つくる側』と『待つ側』分かれてしまうと考え、この配置に。 家族もお客さんもキッチンに立ってくれる。
キッチンはニュージーパイン材で出来た無垢の木のキッチンを採用。「以前のキッチンは、木ではなくて、 なんだか扉が冷たい感じがしたんです。ショールームで木のキッチンを見て気に入り、お手入れなどについてもしっかり説明してもらったことで納得して選べました。」
9年たっても、傷も、汚れもほとんどない扉。お手入れは硬く絞った布巾でサッと拭いているぐらい。「汚れも簡単にとれるのでお手入れするのも楽しいんです。」
以前は大きな食器棚が2つあり、普段はあまり 使わない来客用の食器が入っていて、使い勝手が悪かった。カウンター収納だけにして、自分の生活に必要なもの、よく使うものだけを仕舞うようにしたことで、どんな食器があるかすぐにわかるし、片づけやすくて快適。季節に合わせて食器を入れ替えたり、カウンターにちょっとお花を飾ったりするのも楽しい。
パイン材の無垢のフローリング は、カーペットを敷いていたところと敷いていなかったところで、経年変化に差が少しある。でも、もともとは同じ木。「いつか同じくらいの色になるかな」なんて楽しみでもある。
本物の木だから、傷も汚れもなんとなく馴染んでそんなに気にならない。遊びにきたお友達からは「気持ち良いね」って言われる。北の端の部屋だけど、無垢の床だからかヒヤッとしなくて冬でもスリッパを履かずに過ごすことができている。
旦那さんが、子どもたちの誕生日に楽しみにつけていた背比べの柱。「残しましょう!」と工務店さんの社長の一言でこのままに。
畳をフローリングに変えて高さが変わった 分だけ、踏み台をつくってもらい、今は孫たちが背を測っている 。
大工さんと息子さん の提案で貼った、アクセントの「羽目板」。これに合わせてエアコンも黒いものにした。奥行き感も出て、木の素材感の落ち着きもあって、気に入っている。
[お客さまと木のある暮らしとのつながりデータ]
[建物種類]戸建てリフォーム
[ご家族構成]奥様1人(60代)
息子さん家族が隣に住んでいるため、リビングではよくお孫さんがくつろいでいる。
[ウッドワンの商品を選んだ理由]
木のあたたかみがとても良いなと思った。
[暮らしはじめて変わったこと]
収納を見直して、無駄なものを置かなくなり、暮らしやすくなった。