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吹き抜けと、きりづま屋根の家

のびやかな木の家に似合うのは、素足と笑い声。

マンションからこの家に引っ越してきて変わったこと。走りまわる子どもたちに注意しなくなった。靴下やスリッパを忘れがちになった。子どもたちがおもちゃを落として床に少々傷が付いても、気にならなくなった。無垢の木で包まれた家での生活は、おおらかであたたかい。

この壮大な吹き抜けは、家の中で一番好きな風景。天井が高いというだけでこんなにゆったりした気持ちになれるなんて思ってもみなかった。

以前住んでいたマンションでは、子どもたちが走り回るとすぐに注意してやめさせていた。
今の家の床はなんともいえずあたたかく、多少転んでも大丈夫と思えるほど足ざわりがやわらかい。

おうちでみんなでワーク中。子供たちは、「気持ちいいから」と冬でも素足だ。

針葉樹の無垢材はやわらかい分傷も付きやすいけれど、多少のへこみなら、なんとアイロンで蒸気を当てて直すことができる。
実は消しきれなかった子どもの落書きもあるのだけれど、それはそれで、思い出になっていいやと思っている。

キッチンは床を一段下げて、座っている人と目線が合いやすい設計に。
休日には夫も娘とおしゃべりをしながら気軽に料理をしてくれるようになった。

この独立した作業台のおかげで収納がたっぷりあるので、キッチン周りをすっきりとキープできる。
そしてここは、いつもなんとなく人が集まってくる、我が家のおへそのような場所。

吹き抜けとは対照的に、小さな趣味の部屋。でも、天井まであるガラス戸のおかげで狭さは感じない。
適度なおこもり感とでもいうか、とても落ち着く空間になった。

今は実際に一人でこもれる時間はほとんどないけれど…こんなに一緒にいられるのも今のうち。

この家には、一生付き合えるような本当に気に入ったものだけを少しずつ買い足していきたいと思っている。


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