名古屋市から車で約1時間。濃尾平野の北東端に位置する岐阜県瑞浪市は、やきものを中心に発展してきた商工業都市。古い貝類や植物が発掘される、化石のまちとしても知られています。
周囲は山々に囲まれ、自然の恵みあふれる豊かなまちに、ウッドワンのキッチン製造工場はあります。
去る3月19日、ウッドワンキッチンアンバサダー「木ままびと」によるきままなファンイベントが行われました。
このたびの就任メンバー有志8名(8家族計16名)に、瑞浪市の工場:株式会社ベルキッチンまでお越しいただきました。
感謝祭おしながき。
- 13:20 はじまりの会、感謝ご挨拶
- 13:35 キッチン工場見学
- 14:35 商品企画室・製造部門との座談会
- 15:35 産みの親・池岡によるキッチン開発誕生秘話
- 16:00ごろ解散

工場見学
家づくりは人生ではじめてだったというかた、また実は普段から設計やコーディネートに現在進行形で携わっているというプロユーザーのかた、様々な目線を持つ木ままびとメンバーがご参加くださいました。
そんな「木ままびと」全員に共通するのは、キッチンへの愛…。
今回のメインイベントとして企画された「工場見学」は、普段からご自宅で、家族の毎日の“食“を支えるキッチンが誕生した場所、そしてその成型や加工などの製造過程の一部をじっくりとご覧いただける機会でもありました。
工場と、ショールーム(通称:瑞浪ラボ)が併設されるこの地は、新商品の開発や撮影スタジオとしても使用され、特別に取引企業さまをご案内することはあるものの、普段は一般開放されていない場所です。ですが日頃よりウッドワンのキッチンを愛用し、ファンとして手を挙げてくださった木ままびとメンバーのみなさまとは、あえてこの場所で再会することに意味があるようにも思いました。
公共のバスは数時間に1本という、決して交通の便が良い場所ではないのですが、わざわざこの場所に足を運んでくださったこと、重ねて感謝の気持ちでいっぱいです。

「思っていたよりも 職人の方達が手作業で作っていて、こんなに手間暇かけて作られていたことに感動しました」
「愚直にまじめに良いものづくりへ取り組まれている姿勢を、想像より何段階もしっかりと感じることができました」
「最後は人の手で。たしかなものを届けたい、という姿勢…」
「ますますわが家のキッチンが好きになった」
「価格帯が少し上であるその根拠をしっかりと知ることができました」
参加者から、そんな嬉しい感想をいただきました。
改めて誕生の地をみて、家づくりに対する様々な想いをふり返り、より木のキッチン・スイージー、フレームキッチンへの愛着が深まる、通過地点となっていればと願います。

座談会
続いて座談会では、商品企画室・住設プロダクトマネージャー野間による司会のもと
- 自宅キッチンを選んだ経緯と、その決定打!
- キッチンの好きなところ♡
- 質問回答など…
アンバサダーメンバー、商品担当者、製造担当者が同席し、特別セッションを行う機会となりました。
「最初は、木のキッチンにしようとは思っていなかったんです」
「3年使用して、さらに安心感が備わった」
「私もこの場にいられて、ユーザーの一員になれて嬉しい」
「2階から朝、階段を下りてくるとキッチン全景が見える、その光景が本当に好き」
「やっぱりかわいいな、そんな小さなときめきが日常の中にあるのが、いちばんの幸せです」
「暮らしにまつわる良いことばを探す際に、ウッドワンさんのキッチンカタログからひろうことも多いです」
家族の、個人の、様々な状況の背景として存在する木のキッチン。人々の暮らしの延長線上に「商品」が存在していることを改めて認識する機会だったように思います。
「工場では、化学製品であるシート材に負けないくらい心地良い、違和感のないものをつくりたいんです。木のぬくもり、質感、木目…これはホンモノの木にしか出せないから。毎日毎日、それを考えています」製造担当者自ら、ユーザーさまへしっかりと伝えることもできました。
ウッドワンキッチン開発誕生秘話
最後に、商品責任者であり、キッチン産みの親である池岡より、開発誕生秘話が語られました。
- シェア1%としても、100人に1人のファンに選んでもらえるようになりたい。
- ピカピカなニューモデルより、質の良い品を長く使い込んだモノに美しさを発見する。
- キッチンの仕様には自由な部分を残しておきたい。
- 毎日使う道具であること。頻繁に買い替えできない丈夫な日用品。
- 炊事することが億劫な日もあると思う。
- キッチンカタログの表紙には世界観を・・・
木のキッチンの誕生秘話や制作ストーリー、コンセプトなど、商品に込めた熱い想いを何枚ものスライドとともに…。

THE GIVING TREE 作者:シェル・シルヴァスタイン1964年
ともに過ごす喜び
親の無償の愛
人の欲望
献身さ
せつなさ
木は最後までやさしい
「スイージーは、ただの木のキッチンかもしれません。ピカピカやつるつるの新品さを感じないかもしれません。傷がつくこともあるでしょう。それも歳を重ねた証です。ともに過ごしたキッチンで作った料理の味と一緒に思い出になる。収納装置もついていない。でも自由にカスタマイズできる余白がある。ちょっと洗練されていないかもしれない。でもその分、流行に左右されないかもしれない。そんなスイージーです」
「スイージーは未完成。買った時が一番キレイではない。家族と過ごす時間と共に育っていきます」
「みなさんとの出会いに感謝です」
そのように話し、感謝祭を締めくくりました。
「これほど面白いキッチンはなかなかないのでは」
「家族とともに育てていく、“未完成のキッチン”という言葉をきいて、これから我が家のキッチンが育っていく過程を作り手の方達にお見せできたらいいなぁ」
「まだウッドワンのキッチンに出会えていないもったいない方が山ほどいるんだな」
「もっと聞いていたかったです」
こちらも参加者から、有難い感想をいただきました。
当日は「みなさまの熱い眼差しに、こちらの胸も熱くなりました。カタログなどを通じて伝えていたメッセージの意図を、ちゃんと受け止めてくださっていたことを確認することもできました」と、池岡は話します。
目の前にいるファンユーザーさまに向けて直接お話できる、本当に貴重な機会となりました。
予定の持ち時間よりもずっと多く話してしまったのは、ここだけの秘密です・・(笑)

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