100年を超えて、つぎの世代へ。
4世代8人が集う、あたたかな暮らし
若奥様のご実家は築100年を超える旧家。「好きにリフォームしていい」という両親からのご厚意はあったものの、若奥様はご先祖から住み継がれてきたこの住まいの風格を生かしたリノベーションを望まれました。断熱性とデザイン性をたかめたLDKには、ひいおじいさんからひ孫までの笑い声が今日もひびきます。「ぼくはごく普通の家に生まれたのですが、ここはあったかいんです。家にはいつも誰かがいて、散歩に出ればみんな声を掛けてくれる」とご主人。家族で、地域で、ひととひととのつながりがもたらすぬくもりを、無垢の木の住まいがこれからも見守りつづけます。
受け継いでゆく板戸や柱・梁と、新しい天井材や杉の床。木材が織りなす新旧の調和。
古民家にふさわしい佇まいのキッチンを業者さまが見つけてくれて、即決。
大家族ならではのにぎやかな食器たちがいつも出番を待っている。