木のある暮らしって、何も特別なことじゃなくて、
きっと多くの人たちが
ずっと昔から繰り返してきた自然な暮らし。
だから、もっと気ままに。
“木目調”ではなく、ほんものの木目を眺めてみたり。
思わず鼻をひらいて心地よい香りを吸いこんだり。
木のお椀のぬくもりを、手に感じたり。
いろんな素材が人工的につくられ、
木を選ぶという自然な行為が
生活から切り離されようとしている今。
木と一緒に過ごす毎日を、
古いものへの憧れではなく
今のライフスタイルと地続きのものとして、
もっと自由に、肩のちからを抜いて
楽しめたら素敵だと思う。
「Ki-Mama」は、
木のある暮らしのスタイルや
木とともに生きる人たち、
自分たちの手で毎日を楽しむ工夫。
いろいろな物語を、一つずつ、
ていねいに集めていきます。
木は、ゆっくりと年輪を刻み、
数十年から数百年ものときを経て、木材になります。
そして、家具や道具になってからも
暮らしのなかで生き続け、
人と一緒に、歳を重ねていきます。
このサイトもそんな風にゆっくりと、
木からはじまるよろこびを、
みなさんと一緒に広げていきたいと考えています。